陸ののりもの
自動車の安全
自動車の安全は人の安全
車は人を乗せ高速で走ります。
時速30kmでかべにぶつかったときでも、そのしょうげきは地上3.5mから落ちたのと同じくらいあります。
そのため車には、乗員の安全を確保するための強度を持ったボディ(車体)と安全のための装置がついています。危険になったときにこの装置が正しく動かないと、運転している人だけでなく、まわりの人にも大変危険なものになってしまいます。
 
トラン
衝突実験
 
衝突実験

自動車が安全に走れ、はい気ガスなどの公害が発生しないように、定期的に自動車を検査しています。検査に合格した車には、自動車検査証と検査標章(ステッカー)が交付されます(令和6年1月から電子車検証の交付が開始されています)。

自動車検査

出典:自動車検査登録(自動車検査証

紙車検証

表面
裏面

電子車検証

表面
裏面

検査標章(検査の有効期限を示すステッカー)

出典:自動車検査登録(検査標章

※大きい数字は「月」、小さい数字は「年」をあらわす

●ナンバープレート

道路(公道)を走る車には、ナンバープレートが付けられています。 ナンバープレートは、車の種類や使いかた(普通乗用車か軽自動車か、自家用か事業用かなど)によって、色や表示などが変わります。 また、最近は、いろいろな図がらが描かれたナンバープレートが増えています。

    自家用 事業用
登録番号標
(登録車)
ペイント式
字光式
図柄入り(シート式)
車両番号標
(軽自動車)
ペイント式
字光式 なし
図柄入り(シート式) なし

資料提供:関東陸運振興センター

自動車検査ってどんなことをするの?
自動車検査に合格しない車に乗ることはできません。
車を持っている人は、検査の時期がくると自動車の整備工場にたのむか、国の検査場に行って自動車検査を受けます。
自動車検査は、いくつかのこう目に分かれていて、検査機器などを使って行われます。
 
トラン

資料提供:独立行政法人自動車技術総合機構

検査機器を使った検査の例
● ブレーキ検査
ブレーキがきちんと利くか、両方の利きの強さが同じかを検査します。
衝突実験
 
トラン
● ライト、はい気ガス検査
ここでは、ライトとはい気ガスの検査をします。ライトの整備が十分でないと、夜のドライブで道が見えないだけでなく、通行人が見えないなどの大きな事故の原因になります。
また、自動車が走る時に出るはい気ガスは人の健康だけでなく、地球の空気にも大きなえいきょうがあります。そのため、はい気ガスが基準以上出ていないかを厳しく検査されます。
衝突実験
ライト検査の様子
 
衝突実験
はい気ガスの検査の様子
乗車前点検と安全運転
毎日乗る自動車も、乗る前にブレーキの利き具合や、タイヤの状態など、簡単な点検をしてみることで、事故を防ぐことができます。
車を検査しても、運転する人が安全運転をしなくては事故は無くなりません。そのため、お酒を飲んだ時は、絶対に運転をしてはいけません。つかれているときや、ねむいとき、カゼなどの薬を飲んだ時も運転をさけなくてはいけません。
また、車に乗るときは、シートベルトをします。事故を防ぐには、ドライバーと一緒に乗る人の心がけも大切です。
 
トラン
安全な車を比べました
事故を起こしたとき、乗っている人がけがをしないように、 車には
いろいろな工夫がされています。
  • ぶつかる前に働く安全装置(そうち):ABS
  • ぶつかったときに働く装置:シートベルト、エアバッグ、チャイルドシート
 
トラン
同じような車でも形や種類がかわれば、事故が起きたときにけがをするかどうかの安全性は違います。国土交通省では、売っている車の安全性を比べています。
車の安全性を調べるために、ダミーというセンサーを付けた人間の模型をのせた車を、前方からかべにしょうとつさせたり、その横から物をしょうとつさせたりして試験しています。
また、子どもの安全のためにチャイルドシートの性能も試験して調べています。
これらの成績は簡単にわかるように☆の数などの記号で発表され、パンフレットや国土交通省ホームページなどで見ることができます。
衝突試験