運輸事業は、多くの人の命や財産を預かり、安全かつ正確に運ぶことが求められています。その責任は非常に重く、安全や時間に対す
る緊張は大きなものがありますが、一方で、責任感や技術的な専門性が求められる分だけ、仕事のやりがいや、熟練を生み出すことにも
通じます。現代はストレス社会ともいわれていますが、ここで大事なことは適度な緊張やストレスは、仕事に対する意欲や自覚を育んで
いく上でも必要だということです。
しかし、日々の仕事の中で、ときには危険を感じたり、緊張の連続だったりというようなことがあるかもしれません。また、運行業務以外でも、客や職場の人間関係でのトラブルが、本来の仕事やくらしにまで思わぬ影響を及ぼしているかもしれません。この点、今の自分にとって、何がストレスになっているのかをまず知ることが大事になってきます。 |