天気予報ができるまで
気象観測:地上・海上からの観測
お天気は、季節や地域によって、変化していきます。正確な予報を出すために、日本全国の各地に気象観測の装置を設置して、雨の量や風の強さなどの観測に必要な情報を集めています。 観測データは、国内だけでなく、外国の気象台とも協力して集めています。また、海の上の船舶やひょう流ブイからも情報を集めています。 |
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気象衛星 : 上空からの観測
地上からは分かりづらい雲の全体の情報や、広いはん囲におよぶ台風などの観測には、気象衛星が活やくします。 気象衛星「ひまわり」は、日本の真南の赤道上空に静止して、アジア太平洋域の雲の観測を行っています。初号機は昭和52年に打ち上がり、現在の「ひまわり8号」は平成26年に打ち上げられました。さらに「ひまわり9号」が平成28年に打ち上げられ、これにより「ひまわり8号・9号」の2機体制で気象衛星観測をしています。令和7年現在、ひまわり9号が観測運用(定常観測)を行い、ひまわり8号が待機運用(スタンバイ)を行っています。 |
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● 気象衛星から写した地球の写真
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画像提供:気象庁 陸地画像提供:NASA |
気象衛星の観測データは日本および諸外国における台風などによる気象災害の軽減に役立っています。
●令和6年(2024年)に発生した台風の経路
資料提供:気象庁 |
たくさんの観測データをまとめる
観測データは、ネットワークを通じてあっという間に気象庁に集まってきます。そのデータを最新のスーパーコンピュータを使っていろいろ計算し、天気予報を出すためのもとになるデータが作られます。これらのデータを含めて気象庁で1日に処理するデータは新聞で数えると1万年分以上になります。
天気予報の作成
超(ちょう)高性能のコンピュータで処理された基礎データを使って天気予報のもととなる資料が作成されます。ここでは、まだ、天気予報として出すことはできません。 天気図の等圧線や風向など点と点の間の情報は予報官の手作業により補完されます。 また、最終的な予報判断はコンピュータ処理の結果などをもとに予報官が行ないます。 今日・明日の予報のほかに、それらをもとに週間予報なども作られます。 |
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天気予報はとても大切なんだ
天気予報は、みなさんの生活にとても大切なものです。 魚を取る漁師さん、お米や野菜を育てる農家の人たちには、生活にかかわります。 天気予報には、今日・明日の天気だけではなく、日本全国の天気・気温などを面的に予想した天気分布予報。ある地点の天気や気温の推移を翌日の24時まで予報する時系列予報。ほかにも、週間天気予報やその季節の平均を比べる季節予報などがあります。 また日本の四季にあわせて、桜の開花予想の発表などがあります。 近年の気象環境の変化に伴い、熱中症警戒アラートや線状降水帯に関する情報なども発表されます。 |
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