世界中で同じように利用できるホテルとは違い、旅館は、日本独特の宿泊施設です。晩御飯や朝御飯が宿泊費用に入っていて仲居（なかい）さんがお茶をいれてくれたり、お布団をしいてくれます。
部屋に入ると、仲居さんがお茶を入れてくれました。

トランは、部屋でいろいろなものを見つけました。
バスタオルにハンドタオル、歯ブラシ、パジャマ代わりの浴衣（ゆかた）、寒いときにはおる丹前（たんぜん）、ドライヤー、シャワーキャップ、など、全員の分が部屋に用意されていました。

ベンガルくんはインドから来ました。英語を勉強しているので、英語を話せます。でも、日本語はひとつも知りません。
外国からのお客さまが安心して利用できる旅館やホテルは、国土交通大臣の登録を受けることができる旅館・ホテルと呼ばれています。
世界中からのお客さまをむかえられるように、レストランやトイレ、非常口がわかるように英語の標識や絵文字で案内をつけたりしています。

ベンガルくんもお風呂の場所がわかったようです。

旅館やホテルでは、たくさんのひとが利用できるようにいろいろないろいろな工夫をしています。
お年寄りや車椅子の方、目の見えない方が安心して泊まれるように、段差に気を付けたり、手すりやスロープを付けたり、食事の量を調節できたり、設備やサービスをますます便利にしています。